最低生活費を決める
直近1年の最低収入月を確認し、住居費、食費、固定費など、毎月欠かせない金額を一つの基準にします。
今月は収入が多いけれど、来月の見通しは立たない。副業、フリーランス、研究関連手当、季節収入の揺れを前提に、年単位で黒字をつくる家計へ整えます。
数字で整えます。
収入パターンを相談する過去12か月の最低収入を基準に、毎月の暮らしを先に守ります。多く入った月の余剰はバッファ口座へ移し、不足する月の生活費や税金に充てます。
直近1年の最低収入月を確認し、住居費、食費、固定費など、毎月欠かせない金額を一つの基準にします。
最低生活費を超えた収入は、すぐに使わず別口座へ。翌月の不足を補うための緩衝材として残します。
予備費が一定額を超えたら、税金の支払い、特別支出、長期貯蓄へ配分します。税・社会保険料も先に確保します。
先に取り分ける。
収入が入るたび、生活費、税金・社会保険料、事業経費、貯蓄の順で置き場所を決めます。気分や月の勢いに左右されない副業の収入管理です。
入金先と支払い元が整理されると、使える生活費と事業に残す資金が見えます。
売上、報酬、仕入れ、外注費を集約。事業を続けるための資金を家計から切り離します。
毎月の最低生活費だけを定額で移します。収入の多い月も、暮らしの予算を膨らませません。
税金、教育費、住宅修繕、将来資金を目的別に積み立てます。余ったら貯める方法は使いません。
在宅ワークの通信費や光熱費は、仕事で使った割合と根拠を残します。青色申告の準備にもつながる家計設計です。
研究費補助や手当は、家庭の給与と同じ扱いにしません。対象経費、入金時期、返還条件を確認して線引きします。
収入の種類が違えば、守る数字も変わります。実際の相談で使う考え方を、3つのモデルに置き換えて紹介します。
夏冬の賞与と研究関連の不定期収入を、入金月の生活費にそのまま使いません。バッファ口座へ移し、月の支出を一定にしました。
月収5万〜20万円でも、最低生活費11万円を固定。黒字になった月だけ、税金用と将来用へ配分する仕組みに変えました。
本業の給与を生活費に使い、副業収入は全額を貯蓄用口座へ。2年間で200万円を目指す金額と期限を先に決めました。
収穫期の収入を、その月だけの特別なお金にしません。翌年の収入まで見通して、生活費と大型支出を取り崩します。
一年で見る。
天候不順や機械の故障に備える緊急予備資金も、年間予算の中に置きます。
副業、フリーランス、研究者・大学職員、農家。収入の入り方を確認し、最低生活費と貯蓄配分を一緒に組み立てます。
現在の収入額がまとまっていなくても構いません。入金の時期と支出の山から整理します。